自己PRで「行動力」アピールで行くときの注意点(例文あり)

自己PRで「行動力」アピールで行くときの注意点(例文あり)

自己PR

就職活動での書類選考の際、必ず通る道なのが自己PR。就活生の自己PRの中でも多いのが、行動力をアピールする自己PRです。ライバルが多い分野ですが、ここでは差別化できる行動力アピールの自己PRの書き方を例文と一緒に解説します。

「行動力」のある人間は、実は少ない

一口に「行動力」をアピールするといっても、ES(エントリーシート)の自己PRに何を書いてアピールすればよいのでしょうか?

行動力とは何かを自分で考え、実際に行動に移しそれを実現する力のことです。

どんな仕事であれ、現場では自分の頭で考えて自分で何か行動することが求められます。

実際、本当に行動力のある人間はあまりいません。上から言われたことをやるだけの会社員が多くいます。

頭の中では考えていても動かない。分かっていても動かない。

なぜなら、行動には責任が伴うからです。特に大企業の場合、大きく給与も変わらないので、自分で仕掛けて失敗するリスクよりも「枠の中で、そこそこ無難にこなしていれば良い」と考える会社員も多いです。

小さな企業であれば、自分で動かなければ企業は成長しません。行動力が無いことは「致命的」ともいえます。

大きな会社でも小さな会社でも、現状をより良くするため、自分で考え行動する人間は貴重であり必要な人材です。

自分の行動力をアピールできれば、企業側も「この人は実際の仕事の場でも活躍できる人材かもしれない」と高く評価されるのです。

自己PRで行動力を押していくときの3つのポイント

行動力をアピールするときには以下の基本の流れを押さえておきましょう。

①具体的なエピソードで示す
②具体的な成果を示す
③具体的な提案を示す
上記の3つのポイントを押さえれば、きちんとあなたの行動力をアピールすることができます。

共通のポイントとして、やはり具体性をもってして説得力を高めることが大切です。
具体的な事例、数字が明記してあれば、根拠のある話なんだなと理解することができます。必ずこのポイントを守って、自分の行動力を正確に企業に伝えましょう。

それでは、3つのポイントを詳しく紹介していきます。

①具体的なエピソードで示す

まず、自己PRで自分のアピールポイントは「行動力」であると伝えたあとは、それに具体的なエピソードをつけて説得力を高めましょう。

具体的なエピソードが無ければ、いくら行動力があると主張しても「ただ自分で思っているだけなのではないか」と誤解される可能性があります。また、どれくらい行動力があるのかも初めてあなたに接する企業側は分かりません。

実際にあったエピソードを必ず自己PRに加えて、論理的に自分の行動力を説明しましょう。

②具体的な成果を示す

具体的なエピソードで自分の行動力に説得力を持たせたら、次はその行動力によって出した成果に関しても明確に示しましょう。

エピソードが本当にあったことだとしても、そこに他人からの評価や客観的な数字が無ければ「行動力があるのは分かったけどそれは何かの役に立つの?」と思われてしまいます。

例えば、「塾講師のアルバイトをしていて○○という行動をしたところ、生徒のテストでの点数が20点アップした」など、成果を具体的な数字で表すことができると良いです。

売り上げが○○円上がった、人数が○○人増えた、○○分速くなった、など具体的な数値であなたの行動力を示すと、企業側も「この人の行動力は○○ができるぐらい高いのだな」と理解されやすくなります。

③具体的な提案を示す

成果を明確に伝えたら最後に、それが志望企業の何に役に立つのか、具体的な提案をしましょう。提案でなくても、自分の展望を伝えるのも良いでしょう。

志望している企業の仕事に自分の行動力がどう活きるかを伝えることで、行動力の高さを伝えるだけでなく、志望企業への熱意を伝えることができます。就活において、「どこの会社でも良いのではなく、あくまでこの会社で自分の能力を活かして働きたいんだな」と思わせることは非常に大切です。

志望企業で自分の行動力を活かしてこういう活躍ができる、という自分の展望をはっきりと最後に示しましょう。

「行動力」を推す上でよくないパターン2つ

行動力をアピールする上で、以上の基本的な流れをしっかり守れば他の就活生と確実に差をつけることができます。

ここで、行動力を押すうえで良くないパターンも紹介しておきます。もし本当に行動力があなたにあったとしても、それが正しく志望企業に伝わらなければアピールすることができません。

ついついやってしまいがちな良くないパターンを確認し、失敗しない自己PRにしましょう。

ありがちな良くないパターンは以下の2つです

①ただ積極性をアピールしてるだけのもの
②工夫点がないもの
それでは順番に紹介していきます。

 

①ただ積極性をアピールしてるだけのもの

ありがちな良くないパターンの1つめは、ただ積極性をアピールしているだけの行動力の押し方です。

例えば、「世界を見てみたくて、大学を休学してバックパック1つで世界一周に飛び出しました!」といったようなアピール。もちろんこの行動力は素晴らしいですが、このようなアピールだと、「何を得たくて行動して、結果成果として何があったの?」と不安に思われてしまいます。

ただ積極性をアピールするのではなく、自分が思い立って何を計画して、結果どのような成果を得たか具体的に示しましょう。

 

②工夫点がないもの

2つめは、工夫点が見られないエピソードを使った行動力の押し方です。

会社に入ったら、その仕事の知識が完璧でなくてもこなさなくてはいけない業務がたくさんあります。エピソードは自分が思い立って行動して最初から上手くいったことではなく、壁に当たってもがいた経験がエピソードの中に入っている方がいいです。

例えば、「最初は知識が無くて参考書で勉強した」や、「先輩やその業界の方にアドバイスを求めた」など、もがいた経験がエピソードに入っているとより効果的にあなたの行動力を推すことができます。

 

基本的な流れを押さえた例文

ここまでの内容をまとめて、「行動力」を押す自己PRの例文を紹介します。基本的なポイントを押さえてあるので、あなたがエントリーシートを書くときの参考にしてみてください。

私は、疑問に思ったら即行動するタイプです。

大学時代、スーパーでアルバイトをしていましたが、そのお菓子売り場の1ヶ月あたりの利益を1.2倍に伸ばしたこともあります。

スーパーの商品の陳列の仕方は通常店長や主任の方が決定し、それにしたがって我々アルバイトが商品だしを行って商品を陳列します。

セールス品ばかりを目立つところに置くことに疑問を持っていました。セールス品は利益率が低く、最終的には利益率が下がるのでは?と考えました。

しかし、新しい商品の陳列の仕方を提案しようとしても、私には小売の知識が余りありませんでした。そこで参考書などを使って小売の基本的な知識を習得し、アルバイトの先輩にもアドバイスをいただきました。
その上で店長や主任に、セールス品の近くに、利益率の高い関連商品を集中的に配置する方法を提案したところ、それが認められました。

セールのチョコと、高めのチョコを配置して、お客様に選択していただく方法で、結果的に利益を1.2倍にすることができました。

この経験を通して、疑問に思ったことをうやむやにせず、提案することの大切さを学びました。御社の業務でも、疑問に感じた部分は積極的に提案し、至らない部分は常に学ぶ姿勢を忘れないということを今後に活かしたいと考えています。

まとめ

書類選考のエントリーシートの自己PRで、行動力をアピールする就活生はたくさんいます。

自分の行動力を埋もれさせないために、基本ポイントと注意点をしっかり確認して、志望企業の書類選考に挑みましょう。


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